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民俗学の大家・神崎宣武さんが講師!

「第2回江戸文化フォーラム」開催

東京/ホテルメトロポリタンエドモント

テレビの時代劇や時代小説でおなじみの「江戸」。でもまだまだ知られていないことや、間違って伝えられているのが多いのも事実。そんな江戸の文化について、もっと多くの人に知ってもらおう、という趣旨のもと開催されるフォーラム。第1回の「江戸の粋と華」に続き、2回目の今回は庶民の暮らしには切っても切れない「食」をテーマにシンポジウムが繰り広げられる。シンポジウム後には、「江戸を食べる夕べ」と題した食事会も実施され、江戸の食文化を通して、江戸の暮らしなどを考えられる催しだ。

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今回で2回目の江戸文化シリーズは、江戸をもう一度考え直すことをテーマに、いろいろな立場から江戸を分析していきます。みなさん、タテマエの江戸にとらわれるあまりか、ホンネの江戸にうとい傾向にあるんですよね。江戸っ子が何をごちそうにしていたか、などもそうです。下町を歩くのにも、そうしたホンネの歴史を知っていればより楽しめるので、散策の参考にもなればと思って、開催しています。

今回は食をテーマにしているので、実際に食べてもらおうと思っているのです。江戸の食文化を文献上確かめ、手に入る食材で再現する予定です。夏を除いた、江戸の料理屋で出していた料理をお出しします。私は、文献上の裏づけを提供しました。素材などは文献にも出ているし、比較的手に入りやすいのですが、調味料の分量を解読するのが難しいのですね。調理方法は、煮るか焼くかが基本です。

ちょっと余談になりますが、江戸庶民の食べ物として、そばがよく出てきますよね。そばはつけ汁を先にだけに少しつけて食べるのが粋だと言われていますが、あれは、ただ醤油を倹約をしているだけ。そばの風味を楽しむために、少ししかつけ汁につけないという理由が付いたのは、ずっと後になってからのことなのですよ。江戸の当時、醤油は貴重なものでしたからね。

今回、献立を再現するにあたり、福田浩さんにご登場いただきました。福田さんは江戸の料理の実践者としては第一人者で、私のもっとも信頼する料理人です。今回の料理レシピも彼のアドバイスを受けて考えました。

福田さん以外にも、作家でエッセイストの森まゆみさんや、落語家の古今亭菊千代さんにもパネラーとしてご登場いただきます。私たちが江戸に興味を持ち始めた原点が落語なので、毎回、落語の一席もお願いしているのです。シンポジウムでは「江戸の食、東京の食」について、ざっくばらんに話しが展開すると思いますのでお楽しみにしていてください。また、ぜひシンポジウムの後の「江戸を食べる夕べ」(要予約)にもご参加ください。

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おしながき

今回のプログラム

江戸を食べる夕べ

江戸の食文化をテーマに、講演と落語、シンポジウムを行います。

受付を終了しました

プロフィール

神崎 宣武(かんざき のりたけ)
民俗学者・旅の文化研究所所長

1944年、岡山県生まれ。武蔵野美術大学在学中より宮本常一に師事。以後、国内外の民俗調査・研究に従事。現在、「旅の文化研究所」所長・東京農業大学客員教授などをつとめる。岡山県宇佐八幡神社宮司でもある。
主著に、『観光民俗学への旅』(河出書房新社)、『物見遊山と日本人』(講談社)、『「うつわ」を食らう―日本人と食事の文化』(日本放送出版協会)、『三三九度─日本的契約の民俗誌』(岩波書店)、『江戸の旅文化』(岩波新書)、『「まつり」の食文化』(角川選書)、『酒の日本文化』(角川ソフィア文庫)『しきたりの日本文化』(角川文庫)などがある。

このプログラムに参加するには…

江戸を食べる夕べ

江戸の食文化をテーマに、講演と落語、シンポジウムを行います。

受付を終了しました

取材・撮影/P.M.A.トライアングル