TOP » 森林セラピー®を体験しよう!» 和歌山県・高野町/森林セラピー基地「高野山千年の森」高野山~伝統の寺院で仏教体験~

旅の発見 スペシャルコンテンツ

注目のフィトンチッドでリラックス効果も抜群!森林セラピーを体験しよう!

森林セラピー基地「高野山千年の森」高野山~伝統の寺院で仏教体験~

和歌山県/高野町

弘法大師、空海が約1200年前に開山した真言宗の総本山である高野山。現在は、伽藍と奥の院の画壇を中核に総本山金剛峰寺をはじめとした117カ寺があり、神秘な霊場を形成している。2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」という名称で、世界遺産にも登録された。その高野山が2007年3月、森林セラピー基地に認定され、仏教と森林セラピーを融合した、独自のセラピーを展開している。

読経や写経、多彩な宗教セラピーを実施

宗教都市・高野山では、独自の森林セラピーが実施されている。そもそも仏教の修行は自然の中で行うものが少なくない。修験道のような山岳修行もその一つだが、高野山は明治の初めまで女人禁制といわれ、女人は山内に入ることが許されていなかった。そのために山内の周囲を巡る参拝の道が敷かれたが、それが今、セラピーロードに生まれ変わったのだ。
セラピーメニューには、真っ暗な堂の中で読経と説教を聞く「受戒」、写経、「阿字観」という瞑想、念珠づくりなどが用意されているが、どれも気軽に体験できるものばかり。もちろん正座をする必要もない。作法を守ることよりも、高野山の神秘な雰囲気に触れて、魂を休めることこそが重要だ。

香しいコウヤマキの森を歩く

高野山の森には「高野六木」と呼ばれるヒノキ、スギ、コウヤマキ、モミ、ツガ、アカマツが非常に多く生息。どれもフィトンチッドをよく出す針葉樹だ。これらの木は、もともと高野山にあったわけではなく、優先的に植林が進められた結果、増えたもの。特にコウヤマキはスギ科の日本の固有種で、湿地に多く生息するが、現在の群生林はすべて植林の賜物。木漏れ日の中、思いっきり深呼吸してフィトンチッドをたっぷり吸い込み、日ごろの疲れを癒そう。

撮影/若林純