TOP » 森林セラピー®を体験しよう!» 宮崎県・日之影町/森林セラピー基地「里山に続くトロッコ道を行く」日之影町~日本一の石垣と里山の森~

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森林セラピー基地「里山に続くトロッコ道を行く」日之影町~日本一の石垣と里山の森~

宮崎県/日之影町

町の約92%を森林が占める日之影町。かつては営林署が置かれ、林業で栄えた緑豊かな山里だ。この町のセラピーロードの特徴は、かつての森林鉄道の軌道跡、トロッコ道を歩くコース。集落跡や棚田、そして今でも人が生活する石垣の村などを、のんびりと巡ることができる。このほか神楽や人形浄瑠璃、竹細工など、山里に受け継がれるさまざまな山村文化にふれることでも心が癒される。

ノスタルジックなトロッコ道を歩く

昭和30~40年代、国有林を有し林業で栄えた日之影町。町にはそのころの、直径1mを超える大木をトロッコで運んだ現場の写真も残っている。日之影町の森林セラピーロードには、かつての森林鉄道の軌道を使った、矢筈岳トロッコ道がある。全長7kmとやや長めだが、勾配もあまりないので、景観を楽しみながらのんびりと歩くことができる。ノミで手彫りした岩肌がむき出しのトンネルや、そそり立つ絶壁の下を歩くと、森林に鉄道を通した人たちの思いが、心に響いてくる。

人の営みを感じる「石垣の村」

今でも7戸が生活する山間の集落が、石垣の村・戸川。石垣は嘉永年間(1848年~)から安政年間(1854年~)にかけて築かれたともいわれ、最も高い石垣は11mにも達する。ここ戸川の石工は、安政の大地震で崩れた江戸城の石垣を修復するために派遣されたほど。その技術の高さは天下に知れ渡っていたのだろう。また、棚田には稲が実り、水が引かれ、水車が復活し、自然と共生する人々の優しい姿勢が感じられる里山の集落だ。

撮影/田中淳夫、橘野栄二(棚田のみ)